生物機能、生産環境、生産流通システム、流通経済機構に関わる専門知識・技術の習得に必要な農学全般に関連する基礎学、土・水・気象に関連する自然・社会科学、生産流通システムに関連する理工学並びに国際フードシステムに関連する社会経済学等を各研究分野の分担・連携の下、重層的な教育を行っています。

生物生産の総合的観点から、生命科学、食糧科学、及び環境科学に関わる専門知識と高度な技術を修得させるため、講義・演習・実験を有機的に組み合わせて、 生命現象、生物生産物質、環境保全・修復、食糧、健康等に関する基礎から応用までの広範な教育を、コース所属分野の分担・連携の下で行います。

森林資源の持続的生産・利用と人類の生存及び環境修復に寄与する専門的知識と社会的要請への対応能力を習得させるために必要となる授業科目を、自然科学から社会科学に跨がる学問の基礎及び応用の視点から体系的に編成し、各教育分野の分担・連携の下、地球森林科学に関する総合的な教育を行います。

動物生産科学に関する基礎及び専門知識と基盤技術、並びに本領域における課題設定能力と国際性を備えた指導力を修得させるために、概論、専門授業科目、科学英語、実験・実習等を体系的に編成し、生命科学と環境科学の観点に立脚した組織的教育を行います。


学部生の声

(農学部3年 生物資源生産科学コース)

もともと生物が好きだったのでこの学部を選びました。農学部には様々な分野があり、農学にとらわれずいろいろなことを学べるのが魅力です。例えば、文系よりの農業経済についてや食品について、工学についても学べます。もちろん高校の生物のような授業についても学ぶことができます。何について学びたいか決まっていない人にもおすすめです。

農学部では高校までと違い、学んでいく中で、まだ誰も解明していないような生物のメカニズムなどに触れることがあります。生物に興味がある人や、まだ解明されてないことを発見することが好きな人はぜひ農学部に来てみてください。