経済学、経営学の基礎理論と幅広い教養、そして豊かな現実感覚と国際性を身に付けることによって、複雑化し多様化する現代経済社会が直面する諸問題に的確に対処し、その解決策を見出していける人材を育成します。

今日の経済社会が抱えている問題を理論的・構造的視点から把握し、それらの問題に立ち向かい、解決していく分析力、企画力、創造力を備えた人材を育成することを目標に掲げる「経済分析系」、激しく変化する産業社会を歴史的・実証的に分析し、将来動向を予測、的確な具体的政策を企画できる、柔軟で創造的な応用能力を持った人材を育成することを目標に掲げる「産業分析系」、内外に活動の場を広げている企業の活動をリードし、その抱える問題に対処していく能力を持った人材を育成することを目標に掲げる「企業分析系」の3つの系統に専門科目群が分けられており、様々な問題に対する関心と卒業後の進路に即した履修体系が組めるようになっています。

理論と分析ツール及びその応用を一体的に学び、経済を総合的に捉えていく能力の習得を目指す学科です。

特徴の第一は数量的なアプローチに重点を置いている点です。変動が大きく、複雑化している現代の経済は、解明するためには新しい理論を学ぶだけでは不十分であり、数量的方法に従って現実の動きと照合していくことや、情報技術の活用・工学的手法の導入といった幅広いアプローチが必要になっています。故に経済学のスタッフだけでなく、工学、理学などの様々な分野の出身の研究者が揃っています。

第二に、現実経済への働きかけとしての政策が持つ意味を重視しています。理論モデルを設定し、計量的分析手法を中心に多方面にわたって検討することに加えて、課題解決へ向けた創造的な思考法を身に付けることに力点が置かれています。

これらの教育体制や内容の特徴は、「経済工学」という学科の名称が日本で唯一であるというところにもよく現れています。


学部生の声

経済・経営学科は文字通り経済や経営について学ぶ学部です!

日商簿記やExcelの関数や分析など、実用的なことも授業で学ぶことができます。

1年生で基本、2年生でも専門性は増すが経済や経営両方の基礎を学び、3年生以上でその際に興味を持った分野を専門的に学びます。

全学生の内5.6%が大学院に進学し、79.6%が就職します。(R2卒業生データより)

(経済・経営学科所属 2年)

経済工学科は、一言で表せば「理系から入れる経済学部」です!

経済・経営学科と比較すると数理統計・情報処理がメインになっています。

Rとかマクロとか簡単なのは覚えますが、プログラムを打ち込むコーディングよりかは、スプレッドシートなどがメインになっています。

数学力がそこそこ要求される、文系学部の中でも稀有な学科になっています。

(経済工学科所属 2年)